給食ねぼけ人生ー「ぐうたらして楽に生きる」vol2

vol2です。献立表、発注書に苦労しています。まさか私が給食を作ることになるとは…

過去の資料を見てもあんまりよくわからない。

 

引継ぎをしっかり受けておくべきでしたのに、年度末の忙しさでろくに話を聞くこともできず、

年度初めから給食業務を引き受けて。

 

こりゃパソコンで確実に過去のデータが残るようなかたちにしておかねば、大変なことになるな…

と思って資料の整理に励んでおります。

 

やってみてわかることは給食の先生は事務仕事も抱えて大変だったんだなぁと思います。

今までみなさん、大変だ、できない、など一言も言わずにSakuraの食を

支えてくださっていたのですね。本当に感謝しています。

 

吉本ばななの『キッチン』だったかな、悲しみの中食べるシーンを覚えています。

食べることって、何というか…凄みがあると思います。生きることの凄み。

哀しいこと、苦しいことがあっても生き続ける凄み。選択。決意。

 

私たちも利用者さん達も、食べる楽しみの先に生き続けることを選んでいるんですよね。

 

 

さて。4月15日。

この日はスープがメインです。赤魚のムニエルときのこのソテー、牛肉とゴボウのスープです。

しっかりごぼうをオリーブオイルで炒めてコクを出して作りました。キノコのソテーはバターたっぷり。

 

 

 

4月16日

きびなごの天ぷら、おからサラダ、なすびの味噌汁です。

私、揚げ物が苦手で極力やりたくないのですが(揚がっているか不安になる)、揚げ過ぎないように

気をつけてカリっと揚げました。大好評で次々おかわりで13時まで揚げ続けました(笑)

 

先週食材の量が足りなかったので、今週多めに頼んだらきびなごが多すぎて…揚げても揚げても無くならない。

利用者さんがたくさん食べてくれたので助かりました。

 

4月17日

初温泉たまごでした。シシリアンライスです。まあ…簡単メニューでしたが盛り付けがかわいくない。

味ももう一越欲しかった。

 

こんな日もあるか…な。反省。

 


給食ねぼけ人生ー「ぐうたらして楽に生きる」vol1

施設長です。理想はタイトルどおり「ぐうたらして楽に生きる」です。

 

基本的には仕事好かずですが、あえて言うならば、好きな仕事はつくること、

嫌いな仕事は事務です。

 

というわけで「好きで」給食代理をしております。

とはいいましても自分の仕事はじんわりと溜まっていき、最近めずらしく遅くまで仕事をしております。

 

つくった料理の記録として。

 

 

4月9日。ぶりの照り焼き、おからサラダ、鶏ガラスープです。鶏ガラは保育園で給食をつくっていた頃は、

とっていましたがそれ以来とりました。

 

池田精肉店さまの鶏ガラは下洗いを丁寧にしてあり、臭みがなく扱いやすかったです。

 

おからサラダはSakura給食初だったと思います。若い人の嚥下は、まったく問題がなかったようですが、

ミドルには幾分厳しく、水を飲みながら食べていたようでした。

今度つくるときはマヨネーズを多くしようと思いました。

 

人にやさしく、ミドルにやさしく。

 

ぶりはひと手間かけて照りを出しました。このひと手間が食べる人に感動を与え、

その言葉や表情を受けて、作り手はやりがいを得ることができます。

 

ここで得ることのできるやりがいは、いっしょうけんめいに作った、

その人だけに帰属するのであり、他のだれかに決して奪われるものではないのです。

 

「学んだことはだれにも奪われない。」(by おにちゃん。実はユダヤの教えだったりします。)

ここに給食の楽しさがあると思います。

 

 

4月11日。キャベツと豚肉の蒸し物、鮭ごはん、鶏団子汁です。

 

蒸し器を出して蒸しました。

鶏団子は生姜、ねぎを練りこみ、臭みを取りました。時間があったので、いりこの佃煮を。

 

利用者さんがおかわりに来たので職員分が少なくなってしまいました。

まだどのくらい食べるのか量をつかめていません。

混ぜご飯ってちょっとうれしくなりますよね。

 

 

 

4月12日。法蓮草とトマトのパスタ、トマトスープ、ヨーグルト。

パスタのソースは、トマトと玉ねぎを煮込んで、少しだけホールトマトを足して、塩、コンソメで味を

整えました。

 

この日はもう一つのお仕事である僧侶の仕事が入りまして、どうしても10時にはSakuraを

出なきゃいけなくて、朝5時半から調理して、あとは混ぜるだけにして補佐の方に託しての給食でした。

 

めずらしく働いております。

 

法蓮草は色が変わらないように別ゆでして、ソースをかけた後、感じよく乗せています。

料理は見た目3割。

 

私が修行していたお寺の堂長さまは「料理は目で食べる。」とおっしゃっておりました。

 

自分で言うのも何ですが、気持ちを込めて料理を作れば、利用者さんも職員さんも楽しんで、

たくさん食べてくれます。ほとんど残菜がありません。「園長、おいしかったー!」という声が

私を支えています。実はひさしぶりの給食でとっても体が疲れていたので。ミドルエイジですからねー!

 

今は体も慣れて快調ですが苦笑。


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